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システムエンジニアから病院のシステム管理者へ転職するメリット・デメリット

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こんにちは。ふぃなです(@hibilife1)です。

新卒で入社したIT企業で5年間働いて、急性期病院にシステム管理者(以下「院内SE」)として転職しました。

転職して感じたメリット・デメリットについて紹介します。

メリット

メリットがないと転職を考えなかったと思いますが、実際に転職してみないとわからないこともたくさんあります。

その1 残業ががくんと減った

システムエンジニア(以下「SE」)時代は残業ありきのスケジュールが組まれていたり、突発的な作業が入ってきて残業することもたくさんありました。徹夜で仕事することも何度かあり、残業するのは当たり前の状況でした。

病院のシステム管理者になってからは、通常時は基本的に残業することはなくなりました。入職した当初はシステムの切り替え時期でしたので、残業が発生してましたが、それでも前職の半分以下の残業でした。

通常時でもシステムのトラブルや、時間外にしかできない作業があるときは残業を行いますが、最大でも月に5時間程度です。

その2 有給が取りやすい

スケジュールは基本的に自分で決めて仕事ができるので、有給は取りやすくなりました。

1年目は10日間の有給が付与されるのですが、半分の5日は有給を使いました。

その3 医療費補助がある

これは病院で働いている職員ならではの特権だと思います。

うちの病院では、診療で支払った金額の50%が医療費補助として返金されます。

しかも、処方代も補助の対象になっています。

仕事中にちょっと体調が悪いなと感じた時は、診察予約をしてデスクで仕事をしていると、患者さんがいなくなったタイミングで受診することができるので、待ち時間なく診察を受けることもできます。

その4 やったことに対してすぐ反応がもらえる

SEと違うのはお客さんがすぐ近くにいて、すぐフィードバックをもらえるという点です。

システムエンジニアのお客さんはシステムを使う人ですが、別の会社の人が使うシステムを扱っているので、現場の声がSEに届きにくいです。

院内SEは病院内の医師、看護師などが使うシステムを扱うので、「使いやすくなった」「ここが使いにくいから変更して」とフィードバックがすぐもらえます。

これは仕事のやりがいにもつながります!

デメリット

今までメリットを紹介してきましたが、デメリットももちろんあります。

その1 当直(夜勤)がある

当直とは業務時間外の当番のことです。

うちの病院の場合、平日は8:30~17:15までが通常勤務で、17:15~翌8:30までが当直勤務になります。

当直勤務の内容は、院内の見回り・施錠解錠と救急患者がきたときに看護師の手伝いを行うことです。

その2 システム以外の仕事がある

大きな病院の場合は、システム部門が独立して存在しているのかもしれませんが、うちのような中小病院にはありませんので、事務部の所属になります。

人手が多いわけでもないので、事務部の仕事をしなくてはなりません。

私は事務部の中の会計課に所属してますので、会計の仕事もしています。

これについてはあまりデメリットには感じておらず、むしろ会計の知識も学べるのでメリットかなと思っています。

その3 システムトラブル時の呼び出し

病院は24時間365日休みがありませんので、システムが止まることもありません。

しかも、システムが停止すると診療が停止してしまうこともあり、最悪の場合は患者さんの命にも関わります。

そのため、休みの日や夜中でもトラブルがあると呼び出されることがあります。

私も今までに2度経験があります。1度目は平日の朝方、2度目は土曜の昼頃。幸い夜中の呼び出しはありませんが、休みの日に病院からの着信があるとひやひやします。

まとめ

・SEから院内SEへ転職すると残業が減り、有給取得もしやすい環境になる

・病院勤務すると医療費補助の制度がある

・仕事のやりがいはある

・当直やシステムトラブル時の呼び出しなど、時間外の仕事もある

あくまでも私個人の感想ですので、転職を考えている方は転職先の病院の情報をきちんと調べてください。

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